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人狼ノベルADV レイジングループ 後半ネタバレ感想

投稿日:2018年4月25日 更新日:

レイジングループ

ノベルゲーとしてけっこう面白かった「レイジングループ」の紹介と感想(ネタバレ含む)です。

 レイジングループとは

自分はスマホでプレイしたがPS4/Vita、PC、switchと、もう沢山のプラットフォームで販売されている。売れる見込みがあり、それだけ面白いということ。

通常版

ADV レイジングループ

ADV レイジングループ

開発元:Kotobuki Solution Co., Ltd.
無料
 

スマホアプリでやる場合、最初は通常版無料シナリオをやってみて、面白そうだったらプレミアムセットを購入するでいいだろう。最初の無料部分はシナリオを1本遊べて、かなりのボリュームがある。

通常版からプレミアムセットをインストールし直してもセーブデータは引き継げないが、選択肢までスキップ機能がかなり便利なのですぐに続きから遊ぶことができた。総プレイ時間は20~30時間ぐらいでした。

あらすじ

バイク旅行者「房石陽明(ふさいし・はるあき)」は、
道に迷い、事故を起こし、山中をさまよう。暗い茂みと冷たい沢を越えたところ、
彼は見知らぬ若い女に救助され、酒宴に招かれる。一夜明け、陽明は自分が「望ましくない場所」にいると気付く。
隔絶された地理、よそよそしい住人、奇妙な風習、信仰──
回収されたバイクを修理し、早々に集落を去ろうとする陽明だが、
突如発生した夕霧と、住人のパニックに巻き込まれ、機を逸する。その夜、彼は「人狼」に襲われ、死亡する。
しかし―気付けば、バイクで迷っている最初の夜に戻っていた。

再び休水集落に入った陽明は、怪物との遭遇と死を回避する。
翌日、集会堂に集まった住人たちは、驚くべき行動に出た。

曰く、かつてひとが殺めた神の使い「おおかみ」が復活した。
住人を殺して入れ替わっているおおかみを、合議で選んで「くくる」べし。
その恐るべき処刑儀礼は、名を「黄泉忌みの宴」といった──

迷信。狂気。怪物。そして「死に戻り」の不思議──
霧の中でゆらめく数々の怪異を、暴かねばならない。

そのためには、死ななければならない。
致死の選択を、やり直さねばならない。
“前”よりも、先に進まねばならない。

そのために、
投票に勝って、他人を処刑せねばならない。

公式ページ STORYより

主人公がとある村に迷い込み人狼ゲームをすることになります。死ぬことによりまた最初から、主人公は前回の記憶を保持しており、なぜループしているのかを解き明かすのが物語の目的とになってきます。

人狼ゲームをオンラインなりリアルなりやったことがあるとより楽しめる部分はありますが、人狼ゲームが物語の本質ではなく、ゲームの説明も十分にされるので人狼を知らなくても問題はありません。

良かったとこ、悪かったとこ

良かったとこ

  • システム周り 既読スキップ、オートセーブ、選択肢までジャンプ、シナリオチャートなどなどかなり揃っていて、システム面で不便さは感じなかった。読みたいところまですぐ飛べるのは便利!
  • シナリオが一本道 間違った選択肢をとるとすぐ死にます。変に広く分岐せず基本一本道です。攻略を進めていくにつれ、真相に近づく選択肢が解放されていくシステムなので、どのルートから攻略したほうがいいとかは特にありません。各ルート終了後〇〇の選択肢まで戻って◯◯を選べ!とか教えてくれるので助かります。
  • キャラクター キャラがしっかりしていて、モブっぽいキャラが本当に居ない。これはけっこうスゴイと思う。各キャラクターに立場と動機がしっかりあり、ツッコミどころは少ないと思う。
  • 人狼部分 投票で吊る人を決めてマジで首を吊ります朝マジで死体があります。中には親子もいるし恋愛感情がある人がいたりだとかもあるんでもうメタありまくりの人狼。通常の人狼ゲームでは自分の陣営のために死ねますが普通死たくないので役職持ちも中々出られません。自身が生存かつ自陣営勝利は中々難しいです。生死がかかっているので殺すぞって脅しが冗談で済みません、暴力さえ許されたまさに何でもアリ。選択肢の中で投票や夜の動きも選択するので中々熱くなれました。人狼をプレイしたことがあればニヤリとできる局面は多々あります。

有料部分で本格的に人狼ゲームをし始めてからはめっちゃ面白かったです。騙りやPPなどもあり人狼的な動きで変なことは基本ないです。マジの殺し合いの人狼したら本当にこうなるのかなって思います。人狼ゲームにおいて勝つことがこのゲームの目的ではなくあくまで謎を解き明かすことがメイン、そこも終盤で紐解かれていくところはかなり楽しめた。

悪かったとこ

  • 無料部分シナリオ 無料部分まで読み終えたとこで正直課金するか迷った。有料部分がとても面白かったからこそここで辞めてしまう人はけっこう居るんじゃないかなと思うともったいない。
  • 声周り フルボイスではないです(普通にボリュームあるのであったとしたらすごい)あと声優が下手です。棒読み感あるとこあります。
  • ギャグパート 個人的にはイタイだけだったが好みで分かれるのだろう。シリアスとギャグは分かれているのでシナリオに影響は少なめ。
  • エクストラシナリオ 蛇足感はあった。読んだ後に別に読まなくてもいいかなって思ったけど最後までクリアしたら普通読みたくなりますね。

未プレイの人向けまとめ

無料部分のシナリオが退屈めで本当にもったいない

逆にその後の人狼部分からは本当に面白く感じた。そこまで行かずに止めてしまうのは正直もったいないです。

これだけのプラットフォームで展開されているので面白さは保証済み!1600円の価値はありました。

感想(ネタバレ含む)

占いを引いて選択肢で誰を占う?って出た時はまじで!?占い先選ぶの!?ってなった。自分が生き残らなきゃだから対抗出ても出なかったりするのは面白いですね、通常の人狼ゲームとは本当に違う…。

途中もしや?と思ったけど人狼サイドをやれるのも面白かった。誰を殺すか選べるとかホント面白い。本筋からそれると割とすぐ死ぬけど理由付けはあって納得できた。

人狼の千枝実と近望がもう無理じゃねって思ったら猟銃ぶっぱなしたりとか昼食で毒盛ったりとかもう何でもアリなのは良かった。生死かかったらそりゃ頑張るよなぁ。あと義次が霊媒引いたときのCOの仕方、包丁持って対抗が出たらぶっ殺す、このCO最強でしょって笑ってたw

李花子ヤリ◯ンの真相、近望とかかなりハッキリ覚えてるみたい?春とはキスした模様、能里さんは一発やって惚れちまってるのがヤリ◯ンオタサーの姫囲いみたいな立ち位置で面白い。

房石陽明、ふさいしょうめいというオチで本名は最後まで明かされないが、最初の千枝実への自己紹介で「ええと、名前は房石陽明」と嘘をつく前の癖、ええとが入っていることに気づいた。人狼サイドに回ったときはかなりええと、と言っていて面白いですね。プレイはしていないが2周目も楽しめる部分はありそうだった。

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