先日洗い物しながらスマホで動画を見ていたところ、漬け置きしておいたフライパンの中に落としてしまった。
適切な処置のおかげか、無事復活することが出来た。
その際に水没したスマホを復活させるための方法をたくさん調べたので、そこで得られた情報をまとめました。
電源を落とす
携帯の電子回路自体は水に弱いものではなく、あくまで水に濡れた状態で電気を通すことによるショートが故障の一番の原因となります。
水没直後に電源が入って「大丈夫じゃん」と思わないで下さい。
電源が突然落ちたり充電不可能になったりし、最後には電源が入らなくなります。(友達はこうなりました)
今、水没した携帯でこれを見ている方が居たら今すぐ電源を落として別端末で御覧ください。
バッテリー、SDカード、SIMカードなどを外す
電源パック、SDカード、SIMカード、イヤホンやカバーなど可能な物はすべて取り外して乾かしましょう。
コネクタ接続部は綿棒やねじったティッシュなどでしっかり水気を取り除きましょう。
きれいな水で洗う
コーヒーなどの飲み物、海水やトイレなど、不純物が混じった液体に水没させてしまった場合は真水で洗いましょう。
せっかく乾かしても残った不純物でショートしてしまう可能性が残ります。
とにかく乾かす
電源を入れずにとにかく乾かすのが水没スマホ復活の秘訣です。
ジップロックなど密閉できるものにスマホを入れ、お菓子の袋などに入っているシリカゲル(食べられませんのやつ)を一緒に入れましょう。
シリカゲルがなければお米で代用も可能です。
効能としては シリカゲル>お米 なので両方ある場合はシリカゲルを使いましょう。
シリカゲルの7倍の吸収力を持った水没スマートフォン復活用の乾燥ビーズもあります。
ビーズは色が変わるまで何度も使用可能なのでもしもの為に買っておいたり、防災袋に入れたりしても良いでしょう。
冷蔵庫に入れる?
冷蔵庫に入れて乾燥させるという意見がよく見つかりました。
冷蔵庫は通常湿度20%前後でたしかに湿度は低い場所ですが、冷蔵庫から出した後、室温との差で水滴がついてしまいます。
危険性もある対処法に感じるので各々の判断でいいかと思います。
筆者は実際にジップロックを冷蔵庫に入れて直りましたが、入れなくても直ったかもしれません。
乾燥時間は?何日?
最低3日(72時間)は電源を入れずに乾燥させましょう。
単純に長ければ長いほど良いです。5日、1週間と待てる場合はそれぐらい待ったほうがいいでしょう。
我慢できずに電源を入れてショートが進むと完全に壊れてしまうので再度言いますが、電源が入ったからといって安心しないで下さい。
最後の手
林先生の初耳学で90%水没スマホが復活すると紹介された商品「リバイバフォン」というものがあります。
水没スマホを特殊な液体に7分間漬けて自然乾燥させると90%復活するというもの。
値段は2000円前後と安めなので買い替え、修理費用よりは安く済みます。
100%復活するものではないので人柱覚悟で試してみることになるでしょう。
まとめ
以上水没スマホを復活させる方法でした。
要点をまとめるととにかく電気を通さず、乾燥させるです。
お風呂などで使う際はこういった防水ケースに入れて使用しましょう。