2015年の英語版の頃からハースストーンを今までなんだかんだ飽きずに遊び続けている。現在では札幌でのイベントもスタッフとして手伝うようになった。
ハースストーンが毎日5時間はプレイしていて現在でも一番の神ゲー!というわけではないですが、途切れず3年以上もやり続けているデジタルゲームって実はないかもなあ、なんて思いました。
僕は昔からずっとカードゲーマーというわけでもない。懐かしさとともに僕がやっていたカードゲームを少し紹介し、デジタルカードゲームならではの魅力を語りたい。
目次
「カードヒーロー」でカードゲームの楽しさを学ぶ
バトルでケリつけるぜ!
GB用ソフトだがリアルカードも発売されていた。一人用のストーリーモードが面白く、普通にゲームとして名作、パパトットを買うくらいはやり込んだ。
クリア後は兄弟でよく通信対戦をしていた。自分のデッキを考えたり、頭を使えば勝利に近づくカードゲームの面白さをこのゲームから学んだ気がする。
3種のマスターから選び、それぞれに特殊能力があるのは今思えばハースストーンにとても近い。
ゲームソフトなので当然だがカードプールが増えることは無かった。
デュエルマスターズを始める
仲の良かった友達に教えられてハマり、けっこうやり込んだつもり。近所の店舗大会や、全国大会予選なども出場し、僕はダメだったがその友達は北海道一位となり全国出場を果たした。
新パックにワクワクし、こんなデッキが強いんじゃね?と友達と考えるのは楽しかった。
札幌市中のコンビニを自転車で周り、サーチし、カードショップで錬金術をしていたクソガキだった。
画像のボルバルザークはさすがに強すぎてヤバかった。圧倒的1強で当時デュエルマスターズではなくボルバルマスターズと呼ばれていた。
高校入学とともにその友達と会う頻度が減り、特にキッカケなくふわっとやめた。
ハースストーンに触れる
そこから特にカードゲームに触れることはなく、Twitterのフォロワーに勧められ、2015年頃になんとなくハースストーンを始める。
久々のカードゲームというだけで十分に楽しく、序盤にやるべきクエストはこなし徐々にハマっていった。
最初の頃は勝つと対戦相手が爆発するという演出がスゴい気持ちよかった。
今まではカードゲームで勝利しても対戦相手が爆発することはなかったので爽快だった。
完全にハマるキッカケは対戦相手の「手動操縦のシュレッダー」を初めて倒した時だったと思う。
ハースストーンをわからない人向けに簡単に説明すると、こいつが死ぬとランダムなカードが登場します。
ゲーム内の演出ではバサァーーっと上からパラシュートでランダムなカードが登場するんですが、当時これに衝撃を受けました。
この「ランダムなコスト2のミニオンを召喚する。」というのは自分のデッキとか相手のデッキは関係なく、ゲーム内のカードプールの中でランダムに召喚されます。コスト2のカードが100種類あれば、その中の一つがランダムに登場します。
リアルなカードゲームでは普通再現不可能です。(無理やりできなくはないけど)
デジタルカードゲームってこういうことができるのか!って思いめちゃくちゃ感動しました。
新パックで強い2コストのカードが出ると実質強化されたり、全く使われないカードがこいつのおかげで登場したりします。
思わぬカードが登場し、普通できないシナジーが生まれたり、デメリット効果を持つカードの登場でプランを変更せざるを得なくなったり、こうしたランダム要素がハースストーンの魅力だと思います。
今はもう慣れてしまっていますが、ハースストーンはこういったデジタルカードゲームであることをすごく活かしていると思う。
デジタルカードゲームならではのシステム
持ち時間を短くする
ハースストーンでは1ターンの持ち時間が通常90秒なんですが、こいつはそれを変えてきます。え?そんなのアリ?と思いました。
ゲームのシステムを変えてくる発想はものすごいです。チェスクロックとか採用してるリアルカードゲームってあるのかな?
持ち前のランダム要素で急にこいつが登場すると焦ります。15秒以内にこいつを倒せれば通常の90秒に戻る(笑)
対戦中にパックを開ける
ハースストーンは対戦中にパックを開けて、それを使うことができます。
開発の発想ほんとスゴいと思う。対戦中にパックを開けられるのはおそらくハースストーンだけでしょう。
対戦中デッキを交換する
お前のデッキ俺のな!
リアルなカードゲームだと犯罪ですがデジダルなので大丈夫、対戦終了後、ちゃんと戻ってきます。
あらゆる行動がランダムになる
こいつがいると、思ったところに攻撃できない、呪文撃てないで、てんやわんや、それ故こいつが中々死なないのでカオスが続く。
ランダムに呪文を唱え続ける
ドラクエでいうとパルプンテ、こいつ場に出すと今まで唱えた呪文の回数分、ハースストーンに存在する全ての呪文をランダムに唱え続けます。
ヘタすると自分が爆発します。今やハースストーンの代名詞的なカードでぶっ飛んだ能力です。
登場する前はふざけたカードだと評価されてましたが、想像以上に強くて弱体化されました(笑)
デジタルカードゲームである利点
紹介したのはハースストーン独自のカードですが、デジタルカードゲームの利点はたくさんあります。
いつでもどこでもすぐに
当たり前ですがオンラインゲームなのでネットさえ繋がっていればスマホでもPCでも、いつでもどこでもすぐに対戦できます。
リアルカードゲームではデッキを用意し、対戦相手と対面しなければできないので、環境に恵まれなければ毎日対戦することはできないでしょう。
チャット機能や観戦機能もあるので上手い人に教えられながら、相談しながらもプレイできます。
弱いカードや、ダブっても無駄がない
使われない弱いカードは持ってても全然意味が無いことが多いですが、デジタルカードゲームではそのカードを壊し、別のカードの素として組み替えることができるシステムがあります。
このおかげで使わないカードや、ダブってしまったカードを使い、別の欲しいカードを手に入れることができます。
このシステムのおかげで課金しなくても十分に楽しめますし、上を目指せます。
ハースストーンでは天井システムと一番レアリティの高いカードは被らないという神仕様があります。売上的にいいの?って心配になりました。
バランス調整しやすい
リアルなカードゲームでは強いカードはデッキに入れる枚数が制限されたり、仕様が禁止されたりします。全て回収して内容を書き換えることなんてできませんからね。
商品として売っているのに使用禁止ってなんだよ!って話なんですがゲームを面白くするためにはしょうがありません。
デジタルカードゲームではアップデートにより、強いカードを弱体化することにより簡単にバランス調整が行うことができます。
弱体化されたカードを持っていた人に、その補填ができるのもデジタルの強みですね。
デジタルならではのカード
紹介したカードは派手な効果のものばかりでしたが、シンプルだがデジタルでないと処理が面倒なカードはたくさんあります。
手札に◯◯があれば~、デッキが〇〇な条件を満たしていると~、のようなカードはリアルであれば審判が必要になってきます。
ランダムな敵に~、3~6点のダメージを与える、のようなカードもリアルではサイコロ等を使う必要がありますね。
計算ミス、裁定ミス
単純な足し算引き算はカードゲームでは絶対ありますが、あとあと間違っていたことがわかると面倒なことになります。
デジタルは勝手にやってくれるので関係ありません。
また、カードゲームでは複雑な効果が組み合わさった時これどういう処理になるんだ?という裁定問題があります。
デジタルの場合とりあえずやってみれば、「へ~こうなるんだ~」で済みます。
イカサマ
リアルだとカードの傷や折れでカードが分かったり、混ぜ方次第では欲しいカードを持ってくることも出来てしまいます。
運がいいことが続くと、全くの無実なのに疑われて不快になることもあるかもしれません。
デジタルは疑う余地がないので目の前の対戦に集中できます。
まとめ
デジタルである利点はたくさんあって、昔カードゲームやってた!って人は是非ハースストーンをおすすめします。
デジタルならでは利点をたくさん感じでみてほしいです。
カードを持っていなくても遊べるモードが、ハースストーンでは充実していて無課金でも十分に楽しめます。元カードゲーマーは是非、ハースストーンをインストールしてみてください!
ハースストーンの世界観がわかる短編アニメーション、ピクサー風
ハースストーンの公式サイトはこちら
⇒ハースストーン公式ゲームサイト
ハースストーンへの課金はAmazonコインが一番お得です!