ポーカー

チャイニーズポーカーのルール

投稿日:2018年4月1日 更新日:

トランプを使った2~3人用ゲーム。とても面白いのですがあまり知られていなく、友達に教えると大概ハマってくれる。

pineapple open face chinese poker(OFCP、チャイポ、チャイナップルなどと略称される)を紹介したい。

元祖チャイニーズポーカーの派生ゲームであるが、こっちのほうがリスクリターンのバランス、後述するファンタジーランドもあり抜群に面白い。








必要なもの

  • プレイヤー 2~3人
  • ジョーカーを除くトランプ一組52枚
  • ポーカーチップ(あるととても便利、代用できるものであれば何でも良い)

トランプ一組につき2~3人であるのでトランプと人数さえいれば4人以上のトーナメント形式で遊ぶこともできます。

ルール

各プレイヤーは配られたカードで3つのハンドを作ります。

配られたカードを

上段(フロント、トップ)3枚

中段(ミドル)     5枚

下段(バック、ボトム) 5枚

合計13枚並べる、ルールが一つ、役の強さが上段<中段≦下段でなくてはならない。

Tonybet OFC World Championship – Final table 2014より

上の画像で左側の人をプレイヤー①、右側の人をプレイヤー②とすると

の人は

上段 キングハイ(ブタ)

KdcardQdcard6hcard

中段 5と3のツーペア

5hcard5ccard3hcard3ccard6scard

下段 J7のフルハウス

JscardJhcardJdcard7scard7dcard

となっており 上段<中段<下段 となっている。

役の強さが逆転 中段<上段<下段 などとなってしまうとファウルとなり得点を得ることはできません。

ゲームの流れ

ディーラー(親のようなもの、何か印になるものを置くといい)を任意の方法で決め、チップを各プレイヤーに同額を配る。100~200点くらいがちょうどいいと思います。

最初は5枚ずつ

裏向きで一枚ずつ5枚のカードを全員に配り、ディーラーの左隣のプレイヤーから順番に、配られた5枚のカードをすべて、自由に表向きに並べます。

以降3枚ずつを4回

全員5枚を並べ終わったら、次は各プレイヤーに3枚ずつ配ります。

ここからは3枚の内2枚を必ず表向きに並べ、1枚を裏向きに捨て札とする。

これを各プレイヤー順番に4回繰り返すと合計13枚並ぶことになります。

これの繰り返し

全員が並べ終わったら得点計算後、ディーラーが左隣に移動し、次回ゲームです。

これを繰り返していきチップが増減していくことになります。

ファンタジーランド

このゲームが面白くしている部分、パイナップル要素(なんでパイナップルなのかは知らない笑)ファンタジーランド。

ファウルせず上段にQペア以上の役を成立させることができたプレイヤーはファンタジーランド(いわゆる確変モード、ボーナスステージ)に突入。

先程の画像のプレイヤー②はファウルせずに上段がAペアだったのでファンタジーランドに入る。

ファンタジーに入るプレイヤーがいる場合、ディーラーは左隣に動さずそのまま。

ファンタジーのプレイヤーには14枚一気に配られ、自由に13枚並べることができます(1枚裏向きで捨て札)

このとき他のプレイヤーのハンドを見ても見られてもいけないので後ろを向いたり衝立をおいたりしてそれぞれがプレイする。

ファンタジーではないプレイヤーは通常のゲームを行います。

条件を満たしていれば複数人がファンタジーランドをプレイすることもあります。ひとり通常ゲームで寂しいことも。

ファンタジーランドの連続

ファンタジーのプレイヤーは、次のファンタジーに入る条件が厳しくなる。

下段が4カード以上、または上段が3カードで次回ゲームもファンタジーをプレイすることができる。

3回目以降、条件が変わりません。

得点計算

全員が13枚並べ終わったら得点計算を行います。少し面倒だが慣れればすばやく出来るようになります。

点数のやりとりは1対1で行うため、プレイヤーでプレイしている場合はの得点計算をそれぞれ行います。

役の強さ

まず上中下段それぞれの強さを比べる。

役の強さが同じ場合A、K、Q…と強いカードがあるほうが勝利し、5枚すべて同じ数字だった時初めて引き分けとなる。


ハイカード同士

Adcard4dcard2ccard勝ち

QccardThcard2dcard負け

Aがある上の勝ち


ハートやスペードなどのマークによる強さの違いはありません。

KhcardQhcard8hcard3hcard2hcard勝ち

KscardQscard7scard5scard2scard負け

K,Qと同じで7<8なので上のフラッシュが勝ち


ストレートはA2345が最弱

Ascard2hcard3ccard4dcard5scard負け

8scard9hcardTdcardJccardQscard勝ち


各段の勝敗点、スクープ

各段ごとに負けているプレイヤーが勝っているプレイヤーに1点を支払う。

もし、上中下段すべて負けている場合(ファウルの場合も)、各段3点に追加3点、合計6点支払う。全勝祝儀、スクープ(SCOOP)と呼びます。

ロイヤリティ(得点表)

ファウルせずに特定の役以上を作ることができているとハンドの勝ち負けにかかわらず以下のロイヤリティ(得点)を得ることができる。

同じ役でも、作る段によってロイヤリティは異なります。

中下段のロイヤリティ

ツーペア以下はロイヤリティなし、3カードは中段のみ2点、それ以外中段は下段の2倍となっている。

下段 中段
ハイカード(ブタ)

KdcardQccard8dcard7hcard2scard

ワンペア

JscardJhcardAhcard7ccard4ccard

ツーペア

7scard7dcard2scard2hcard4ccard

3カード

KscardKhcardKdcard7ccard4ccard

2点
ストレート

9hcardTdcardJccardQscardKdcard

2点 4点
フラッシュ

KhcardQhcard8hcard3hcard2hcard

4点 8点
フルハウス

ThcardTdcardTccard5scard5hcard

6点 12点
4カード

8scard8hcard8dcard8ccard2dcard

10点 20点
ストレートフラッシュ

2dcard3dcard4dcard5dcard6dcard

15点 30点
ロイヤルストレートフラッシュ

TdcardJdcardQdcardKdcardAdcard

25点 50点

上段のロイヤリティ

上段は3枚なのでストレートやフラッシュは成立しません。

ペアの強さをまず比べ、同じ場合は残り一枚のカードの強さを比べる。

最強はAAAのスリーカード。6ペアから1点ずつ増えていく。

上段
5ペア以下 5scard5hcardAdcard

AccardTccard3ccard

6ペア 6scard6hcardJdcard 1点
7ペア 7scard7dcardJdcard 2点
8ペア 8hcard8dcardJdcard 3点
9ペア 9scard9hcardJdcard 4点
Tペア ThcardTdcardJdcard 5点
Jペア JhcardJdcardTscard 6点
Qペア QscardQhcardTscard 7点
Kペア KscardKhcardTscard 8点
Aペア AscardAhcardTscard 9点
222 2scard2hcard2dcard 10点
333 3scard3hcard3dcard 11点
444 4scard4hcard4dcard 12点
555 5scard5hcard5dcard 13点
666 6scard6hcard6dcard 14点
777 7scard7hcard7dcard 15点
888 8scard8hcard8dcard 16点
999 9scard9hcard9dcard 17点
TTT ThcardTdcardTccard 18点
JJJ JhcardJdcardJccard 19点
QQQ QscardQhcardQdcard 20点
KKK KscardKhcardKdcard 21点
AAA AscardAhcardAdcard 22点

得点計算例

先程の画像のプレイヤー①プレイヤー②得点計算してみましょう。


プレイヤー①

上段 キングハイ(ブタ)

KdcardQdcard6hcard

中段 5と3のツーペア 

5hcard5ccard3hcard3ccard6scard

下段 J7のフルハウス 

JscardJhcardJdcard7scard7dcard


プレイヤー②

上段 Aのワンペア

AdcardAccardQhcard

中段 AとTのツーペア

AscardAhcardTscardTdcard2scard

下段 ストレート

5dcard6dcard7hcard8dcard9dcard


上段 キングハイAのワンペア

中段 5と3のツーペアAとTのツーペア

下段 J7のフルハウスストレート

基準で考えると-1-1+1となり勝敗点は合計-1となる。

次にロイヤリティを計算。

のロイヤリティは下段のフルハウス(6点)のみ。

のロイヤリティは下段のストレート(2点)と上段Aペア(9点)

これらをすべて合計することになる。

基準とするプレイヤーから±で考えていくとやりやすい。

の勝敗点-1からフルハウスの6点を足し、そこから相手のロイヤリティ2点9点を引く。

-1+6-2-9=-6

6点分のチップを渡します。

すばやい計算のコツ

勝敗点は引き分けがなければ+1-1ファウルまたはスクープが発生すると+6-64パターンしかない。

ロイヤリティもお互い下段がフラッシュの場合などは計算を省略するといいでしょう。

上段はファンタジールールによりQペア以上がよく出現するのでQペアが7点と覚えておいてそこからプラマイしていくと楽です。

ゲームの終了

チップが無くなった人から敗退していくデスマッチ方式、時間制、10回戦などラウンドを決めて遊んでもいいかも。

10分ごとに得点を2倍、3倍、4倍…と増やしていくといずれ誰かのチップは無くなりゲームの終了に近づきます。

戦略、コツなど

ファンタジーはとても強力ですが毎回狙えるわけではありません。ですが全く狙わないのもよくありません。感覚的な話になってしまいますがファンタジーは狙ったほうが得なケースが多いです。序盤、上段にはK、Qは一枚だけ並べておきましょう。Aをトップに置くのは中段にペアないときは避けたほうが良いでしょう。

相手の手はよく見ていたほうがいいです。相手にスクープされそうな場合、自分にロイヤリティがなければ、どこか1列でも勝てるように手組みましょう。自分にロイヤリティが無い場合はスクープされてもファウルでも一緒なので強引に狙いましょう。

アプリ

3人でオンライン対戦ができる無料のアプリがオススメです(Androidのみ)

DH Pineapple Poker OFC

DH Pineapple Poker OFC

開発元:DroidHen

ゲームの面白さ、まとめ

実際にやってみると、毎回キレイな役を並べることはむずかしい。

ファンタジーの味を覚えたプレイヤーは上段にQペアを早々に並べ、結果ファウル…はあるある。

3枚配られた内2枚使うというルールも面白く、3枚全部置きたい時や、1枚も置きたくないこともよくあります。

上段<中段<下段というルールにより、妥協、下方修正を強いられるなか、いかにファンタジーを狙うか?スクープされるのを避けるか?というゲームになる。

ファンタジーは狙わず手堅くファウルせずを目指すプレイヤーや、ファンタジーをガンガン狙うプレイヤーなど性格が非常に出るとこもいい。

トランプと最低2人いれば遊ぶことができるので是非やってみてほしい。


トランプゲームではジンラミーもオススメです。
【トランプゲーム】ジンラミーのルール







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