昨今テレビで頻繁に取り上げられるようになったボードゲーム。
様々なゲームで遊べるボードゲームカフェも全国的に増え、休日はボードゲームで遊んで過ごすという方も増えてきました。
ボードゲームは4人でプレイするものが多いですが、人数が集まらないときや、カップルやパートナーなどでプレイしたい時におすすめな2人用ボードゲームを紹介します。
クアルト
ルールはとってもシンプルで木目調の素敵なデザインのゲームで、簡単に言うと4目並べです。
4×4のマスに16種類のコマがあり、それぞれ4種の色(白・黒)、高さ(高い・低い)、形(四角・丸)、穴(有り・無し)の要素を持っています。
この4要素いずれかをタテ・ヨコ・ナナメに置けたら勝者となります。
揃ったときは元気よく「クアルト!」と叫びましょう。
このゲームの特徴は自分が置くコマを相手に渡されることです。言い換えると、相手が置くコマを自分で渡すことになります。
4つも要素があるので見落としがちで、うっかりな勝ち負けがよくあるゲームですが、ガチでやってもとても面白いです。
いわゆる「詰み」を目指すならば、何を渡されても揃えられる状況に持っていければ勝ちになりますが、それを何手も先から読み切るのはとても難しいです。
見た目がシンプルでルールもとっつきやすく、ガチ向けな人もじっくり考えられるとても良いゲームです。
コンパクトなミニ版もあります。
コリドール
クアルトと同じギガミック社のゲームです。4人でも遊べますが2人プレイがおすすめです。
人型のコマが反対側のゴールに先にたどり着いたほうが勝利です。
手番に出来ることは2つあり
- コマを動かす
- 壁を設置する
のどちらかを行うことが出来ます。
この「壁を設置する」というルールが面白く、このゲームを非常に奥深いものにしています。
壁の設置は相手を進行を妨害するだけでなく、自分のために使う方法もあります。
是非プレイしてご自身で発見してみて下さい。
こちらもコンパクトなミニ版があります。
ガイスター
心理戦の要素を持ったチェスのような2人用ゲームです。
青いオバケと赤いオバケのコマ4個ずつの計8個を互いに持っており、その色は自分のコマだけわかるようになっています。
オバケは上下左右4方向に動くことができ、隣接する相手のコマは取って色を見ることが出来ます(将棋のように再利用は不可)
勝利条件は3つあり、どれか一つでも達成すれば勝利です。
- 相手の青いオバケを全部取る
- 自分の赤いオバケを全部取らせる
- 自分の青いオバケを奥の出口から脱出させる
出口を目指しているあのオバケは青なのか…赤なのか…という心理戦がありとても面白いです。
3個赤いオバケを取ってしまったプレイヤーがビビって中々コマを取れなくなったり、青いオバケを早々に3個取られ攻められなくなったりなど色んな展開が楽しめます。
コマの動きはシンプルでわかりやすく、それほどじっくり考えずに遊べるゲームでとてもおすすめです!
パッチワーク
見た目が可愛く女性に人気のある2人用ゲームです。
9×9のマスにいかに綺麗に生地ピースを埋めていくかを競います。
自分のマスに綺麗に嵌めていく快感や、あの形があれば…!というジレンマを楽しめます。
手番が交互ではなく、より時間を使っていない方が手番を行うというシステムは良く出来ていると思います。
ルールはそれほど複雑ではありませんが、かなり奥深いので長く楽しめるゲームです。
カップルなどに特にオススメです!
ゴブレット・ゴブラーズ
人気バラエティ「ガキの使いやあらへんで!!」で紹介され話題となり、しばらく売り切れが続いていました。
基本は誰もが知ってる○✕ゲーム。タテ・ヨコ・ナナメに1列そろえば勝利だが、コマがお互い大中小と2個ずつあり、大きいものは小さいものにかぶせることができる。
また、一度置いたコマは好きな場所に移動可能。
見た目は子供向けですが、大人同士でも十分楽しめます。
ルールは今回紹介している中では一番簡単だと思いますが、選択肢が多いためかなり奥深い。
バックギャモン
歴史が古く世界最古のボードゲームと言われています。
「見たことはあるけどルールは知らない!」という方が多いんじゃないでしょうか。
簡単に言うとすごろくゲームで、自身のコマ15個すべてが先にゴールできると勝利です。
進む方向がお互いすれ違うようになっており
- 相手のコマが2個以上止まっているマスには止まれない
- 相手のコマが1個だけのマスに止まるとスタートに戻すことができる
という妨害要素がこのゲームを面白くしています。
現在も毎年世界大会が開催されており、2014年2018年には日本人女性が優勝を果たしています。
そのプレイ人口は3億人と言われ、今なお愛し続けられている奥の深いゲームです。
サイコロを使うので1ゲームならば初心者が上級者を負かすこともある運要素もあります。
とても面白い歴史のあるゲームなので是非一度遊んでみて下さい。
ブロックス デュオ
元々は4人用のゲームですが、人気を博し2人用も登場。
ブロックを交互に並べていき、よりたくさん並べられた方が勝利という超シンプルなルールながら非常に奥深く楽しい。
ブロックを置くときのルールは自分の色と必ず角が一点以上くっついていなければなりません。辺が接してしまう場合は置くことができません。
相手プレイヤーのブロックと辺が接するのはOKです。
どちらも置けなくなるまで続け、残ったブロックの数ではなく、ブロックの1マスを1点とカウントし、最も少ないプレイヤーが勝利です。
ルールがわかりやすく、つい「もう1回!」となるゲームです。
中々難しいですがブロック全てを置けたときはとても気持ちいいですよ!
まとめ
以上、2人用ボードゲームでおすすめのものをまとめてみました。
大人数でわいわいやるボードゲームも楽しいですが、2人でじっくりやるボードゲームも楽しいです。
何より人数が揃いやすいという最大のメリットがあるので、全然遊ばれることのない積みゲーとなることが少ないのは良いですね。
是非お家に1個や2個気になったものを置いてみてはいかかでしょうか。
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